引っ張っていくのは当然!」
元気印が語るシーエーエーと自分
車両検査スタッフ
検査室
黒田さん
2012年入社
整備士の道を目指し整備の専門学校へ進みました。クルマは大好きですが、就職を考える段階になると整備士が自分にあまり向いていないのではと感じるようになっていました。
学校の求人情報でシーエーエーを知り、いろいろなクルマを扱えることに魅力を感じ入社を決めました。
入社してみて、オークション業界の中でもトップクラスの基幹会場を持っており、安定した経営力、仕事量があることは大きな魅力だと感じます。また、オークション開催におけるイベントはお祭りのようで、明るい雰囲気の中で働けることも他の企業にはない特徴の一つだと思います。
人生観にも触れられる仕事
僕が担当している車両検査という業務は、一言で言うと“職人的”な仕事です。オークションに出品されるクルマは中古車のため一台として同じ状態のものがありません。それを検査・評価したものが最終的には「検査票」という形でアウトプットされるのですが、出品されるお客様にも、落札されるお客様にもどちらにとっても公平な評価であることが求められます。
公平な評価というと当たり前に聞こえるので簡単なことに感じられるかもしれませんが、出品されるお客様と落札されるお客様双方が納得できる検査・評価ができるようになることはそうそう簡単なことではありません。そのために多くのことを学び、経験することでようやく一人前の働きができるようになっていくものです。
また、検査員というと出品車両の検査をひたすら繰り返すイメージがあるかもしれませんが実はそれだけではありません。検査業務以外にも、お客様からの検査に関するお問い合わせ対応などの接客業務もしています。
しっかりとした検査業務ができるようになることが前提ですが、当社の検査結果に対しお客様から判断の根拠についてのお問合せをいただくことがありますので、そうしたお問い合わせに対し、きちんとした説明ができることも大事になってきます。
会員様の中には個人事業主の方、一代で会社を築かれた方や、大きな会社で大きな数字を背負っている方もいらっしゃいます。僕自身は100人のお客様がいれば100通りの対応があると考えていて、時にはクルマや検査の話だけなく雑談をすることもあります。お話しをしていく中で仕事観や人生観まで垣間見えるようなエピソードを語っていただけることもあり、なかなか聞けない貴重なお話をしていただけたりするのも大きな醍醐味です。
これまで元気や勢いでやって来た部分もありますが、仕事はそれだけでは成立しないことがたくさんあります。お客様はどんなことを知りたいのか、何を伝えようとしているのかを話の筋からしっかりと汲み取って、わかりやすくお伝えすることを常に心がけています。日本語は難しいので、いろいろな誤解も生まれやすいですが、自分の伝えたいことがしっかりと伝わっていると、コミュニケーション能力がついてきているなと実感できます。
一人の男として尊敬される大人でありたい
仕事の中では「同僚との和」「お客様との和」「人と人との繋がり」を大切にしています。物事を前向きにとらえ、自分らしさに磨きをかけ楽しむことがモットーです。
これからの目標として、仕事面でみんなを引っ張っていくのは当然のことだと思っています。それよりも、人間として成長し続けていきたいですし、一人の男として尊敬される大人になっていきたいですね。